米軍撤退!?
な~んて韓国では騒いでいるようですが。

 ええと、用兵の基本中の基本。少数に多数で当たれ、というのがあります。数が多ければ勝ちます。錬度なんて二の次です。まぁ、近代戦はそう簡単に言い切れるモノでもないんですが。
 ともあれ、戦力は集中するべき。これは覆りません。戦力を集中するために、最も重要なのは、迅速に兵力を展開できること。敵が5の戦力で居るところに、50の戦力を電撃的に投入できれば、負けることはありえませんし、損害も軽微になるでしょう。では、その50の戦力を電撃的に投入するにはどのようにすれば良いか?

 まず考えられるのが空輸。大型輸送機でどどーんと。しかし、大型輸送機とは言え、一機の輸送機で送れる量は涙が出んばかりに少ないのが難点。最速でしょうが、量を伴うことが出来ません。
 次に陸路は、地形などの影響で戦力が分断されやすい上に、やっぱり遅くなります。
 残るは海上運搬。船は速い、安い、多いの3拍子揃った運搬手段。なにしろ、海面上には、普通は障害物ないですから、直線距離でがーーーっと行けます。ホバークラフトなどを使えば、上陸作戦も容易です。

 さて。アメリカ軍が北朝鮮と事を起こそうとした場合。まずはステルス機によって、目を潰し、重要反撃拠点を各種の爆弾を使ってめちゃめちゃに破壊。しかるのちに、陸上部隊が粛々と行軍という形になります。北朝鮮の地形は、モロに半島。両側が海。電撃的に攻めるなら、海岸に大量に揚陸して、走りやすいところを一気に走破して各個撃破、という戦法になります。つまり、半島の南側である韓国に大兵力を置いても扱いづらいんですよね。この仮想状況のアメリカの目的は韓国を守るためじゃないですし。北朝鮮を潰したいだけ。

 ちょっと話は飛んで。将棋で欠かせない駒があります。いや、みんな欠かせないんですが。攻撃の基点に必須の駒、桂馬のことです。こいつのいいところは、ちょっと離れた安全なところから、最前線を伺うことが出来ることなんですね。桂馬というバックアップがあるからこそ、前線の金銀飛車角が動けるわけで。
 周辺図を将棋盤に例えると、日本の位置はまさに桂馬の位置なんです。北朝鮮の大量破壊兵器の攻撃を受けず(受けても対処する時間がある)、手薄なところを電撃的につく作戦も可能な、戦略的にとっても重要な場所、それが日本なんですね。

 今回の韓国からの兵士引き上げは、米国が対話路線に移行するわけでも、韓国を見捨てたわけでもなく、事が起きた時に、効果的に攻撃できる態勢を整えているだけのような気がします。そこで、上記の駒の話なんですが、単純に考えて、桂馬を強化すれば、前線の飛車角を強化するよりもお手軽に効果的に戦力を強化できますよね。日本各地の米軍基地で部隊の入れ替えやら、増員が起こりそうな予感。
 って、軍事評論家あたりが既にその辺講釈してるとは思うけど。ゲームばかりやってて、朝のニュースしか見てないからなぁ・・・。

 まさか事を起こす気じゃないだろうなぁ・・・・・。
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by REDist | 2004-06-14 16:25 | 時事ネタ
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