捕虜虐待を擁護する!?
 過去、捕虜や被占領地民に対して虐待が行われなかった戦争は、ほとんど無いはずです。「ほとんど」というのは、ご丁寧に「虐待しますた!」などと記録を残す阿呆が少ないということと、歴史は勝者によって書かれるものなので、当てにならないということによります。兵士への報酬が、略奪と暴行であった、という軍隊も珍しくありません。

 戦場では、理性よりも、生存本能が優先されます。弾当てたら痛いだろうなぁ、とか考えていたら、自分に弾が当たります。数日前まで同じ釜の飯を食べていた仲間が、既にただの肉塊になっていたりします。自分は戦場を経験したわけでないので、偉そうに言えたことではないですが。
 そんな状況を潜り抜けてきた人たちが、捕虜に笑顔で食事を配ることが出来るでしょうか? また、開放された本能をすぐに引っ込めることが可能なのでしょうか?

 また、マット簀巻きいじめ殺人などを例に挙げるまでもなく、人間には集団心理と言うものがあります。一人じゃとてもそんなことしない、ということでも、集団ではやってしまうことがあるのです。
 本能と理性のバランスが崩れている兵士が、些細なことから捕虜に虐待をする。集団心理で、これが周囲に感染。そして集団で虐待を行う。本能が増大しているので、本能的に、捕虜が一番大きな心理的ダメージを受けるような行動を選んでしまう。すなわち、排泄物や性的暴行など。

 これが私の持論なんですが、捕虜に対して虐待をしている人たちもまた、被害者ではないのか。戦争によって理性と本能のバランスが崩れ、集団心理がそれを加速。戦争に行かなければ、彼らは良い兄、良い父であったかも知れない。

 二次大戦中、日本軍による捕虜や占領地民への虐待が行われた。虐待を行ったのは、我々の父、祖父である日本人。あなたが戦場へ行ったとして、理性を保ち続けることが出来る、と断言できますか?


 と、上記でやめといてもいいんですが。結局、米英軍が悪いのは、捕虜待遇を普通の兵士にやらせていたことかと。専門の情報部かなにかをあてがって、効果的に尋問をすればいいのに。戦地を知らない制服組をね。あー、でも集団心理は感染するからなぁ。ともあれ、どうこう言ったところで、虐待は虐待。悪は悪です。やらないにこしたことはないですね。
[PR]
by REDist | 2004-06-15 13:13 | 時事ネタ
<< シーフAFげとー 決戦!! オズトロヤ城 >>