イラクとイスラム教 日本と…?
 王権神授説ってのがありまして、有名なところでは近代フランスの王権とかがコレ。平たく言えば、「うちらの王様ってば、神様にその地位を授けてもらったのさ。だから、逆らっちゃダメよ。神様のバチが当たるよ!」っていうシロモノ。中央集権を安定させるために考案された、システム。宗教が盛んな国ではとっても有効な手段。っていうか、そもそも大和朝廷も、山幸彦が海幸彦の釣り針探しに行った先で、海神の娘を孕ませちゃって、その子が初代天皇である神武天皇の父ですよ、みたいな伝説をぶち上げてますがね。海と山双方の血を引くってあたりが良く出来てますね。

 さてイラクのテロリストさん達。それぞれの指導者層には、「~師」みたいのがよく居ますよね。彼らは、彼らの思想を神のそれとのたまうわけですよ。何分、偉い坊さんにそんなこと言われれば、檀家の人々も「なるほど、神がアメリカを悪と断定なさるなら、アメリカは悪に違いない」と、あっさり納得しちゃうわけで。イスラム教の中でも過激なソレでは、たとえ死が避けえぬことであろうとも、神の意思に沿うのは喜びである。むしろ、多くの悪を滅ぼせば、死した後、その魂はより神の御許に近づける、ってな具合で、自爆テロを煽るような教義を振りかざしていたりして。
 源が同じイスラム教とキリスト教ってば、昔から相性悪いですしね。アメリカの大統領は、就任の際に新約聖書に誓約しちゃってるから、なお悪い。どこからどうみても、イスラムの敵。テロリストさんたちは、命懸けで自分たちの信仰を守っている訳なのですね。まぁ、それはそれでいいんですが、他国民を巻き添えにするのはやめて欲しいものです。日本人みたいに玉砕されるのも困りますが。

 昨日のブログにも書きましたが、お米の国のブッシュさん、国防総省さんは、どういうエンディングをイメージしているんでしょうか? イスラム圏を焼き尽くすまで、イスラムの抵抗は続くでしょう。太平洋戦争終戦時の玉音放送のように、「負けました」ってイスラムの協会は宣言してくれないでしょうから。残酷だ、とそしりを受けると思いますが、あの国は、内戦やって、ある程度間引いてくれないと、纏まらないんじゃないかな、と思います。国を分裂させるとか。

 イラクに限らず、イスラエル-パレスチナ問題など。本当に必要なのは、対話や戦争ではなく、棲み分けなのかもしれません。まぁ、イスラエルもパレスチナも、聖地エルサレムが欲しいだけだったりするわけなんですが。元が同じ宗教なんだから統一して欲しいものです。無理だけど。
[PR]
by REDist | 2004-06-29 13:33 | 時事ネタ
<< オイルの泥沼 ありゃりゃ >>