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久々に
 なんか、複数の方々から、もうブログは更新しないの? と突っ込まれてしまったので、ボチボチと再開してみようかな、と。



 ええと、まずはこちらを。我らが辻元清美氏のブログです。

 まずは一読してください。靖国にイチャモン付けてるのは中韓朝の特定アジア3国だけだ、という小泉氏の主張に対する反論です。彼女が例に挙げているシンガポールという国。これはどんな国なんでしょうか?

 シンガポールは元々イギリスが実効支配していたマレー半島先っちょの島。二次大戦前までにイギリス軍が要塞化してましたが、開戦2ヶ月目で堕ちます。その後、日本の重要な拠点として、終戦に至るまで日本が占領しました。
 やがて、マレーシアも独立を迎えましたが、このシンガポールは元々華人(現地の国籍を持った華僑)が多く、マレー人中心の国造りに反対。結局、連邦から追放される形で、シンガポールと言う国を建国しました。すなわち、国民の大半は中華系なんですね。初代首相はリー・クワン・ユー(李光耀)。名前からして中華系。

 んで、辻元氏のブログに出ているシンガポールの首相であるリー・シェンロン氏はクワン・ユー氏の息子さんです。この人、中共に利する発言が多いです。まぁ、当然でしょうね。

 さて。先週、元首相であるクワン・ユー氏が来日しました。今度は産経新聞の記事をご覧ください。

首相がシンガポール元首相と会談


 ええと。これはどういう手の平返し? 発言者はパパの方だけど、この親子で言ってることが反対ですよ? いや、そうではないのか。この親子には共通点がある。中共の外部広報機関であるという。

 つまり、靖国が外交カードとして役に立たないと感じた。もしくは、経済的依存が強い現状を鑑みると、反日で押すのはよろしくないと考え始めた中国共産党の思惑で、遠回しにこのメッセージを送ってきたということ。

 さて。今後、中国はどういう手に打って出てくるのか。
by REDist | 2006-05-28 19:59 | 時事ネタ
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